ホーム > これまでのメッセージ

松本歯科医院のお知らせページ

2023年

前院長から
(12月12日更新)


もう、今年もあと3週間で終わりですね。
当院も五日町に移転して2年間があっという間に過ぎました。
慌ただしい1年でしたが、令和6年、2024年はもう少し、ゆっくりと過ごせたらと思います。
しかし、辰年で変化の年かもしれませんね。

前院長から
(8月3日更新)


人吉のまちも7月4日で球磨川被災から4年目を迎えました。
当院も大工町の旧医院から五日町の現医院に移転して9月で2年目を迎えます。
人吉のまちづくりと同様に、まだまだ、新しい医院の態勢づくりには時間を要しておりますが、
出来るだけ早く新しい診療体制づくりに移行してゆきたいと考えています。

前院長から
(1月4日更新)


本年は医院創設77周年の節目の年になります。
令和5年のうさぎ年にあやかり、これからその跳躍のためのバネの力を蓄えていくスタートの年になればと考えます。
今年の抱負は次の院長挨拶に書いてみましたのでご覧ください。

2022年

前院長から
(12月6日更新)


なかなか、時間が取れずに更新が出来ていませんが、近況をご報告しますと、
11月28日には人吉のまちづくりの一環として、
人吉市長と市議会議長に「人吉の中心市街地に図書館機能を主とした複合施設の設置」を九日町、
紺屋町町内会と「人吉の偉人を語る会」で要望書を提出しました。
内容はこのHPの歴史の宝庫「新・人吉」案内をご覧下さい。また皆様方のお考え、ご意見を頂ければ幸いです。

前院長から
(8月26日更新)


各種の健診行事やコロナ禍もあり、久しぶりのHP更新です。
早いもので、この9月で大工町の旧医院から五日町の新医院へ移転して1年目になります。
お陰様で何とか、新しい医院の体制作りも整いつつありますが、まだまだ、落ち着いた診療体制には
もう少しというところです。
何でも、皆様方のまだ気になる点などありましたら、どうぞ、ご教示ご指摘下さい。
そして、人吉のまちは被災から3年目を迎え、少しずつですが、活気を取り戻しつつあります。
人吉のまちのこれからについては、「人吉らしさ、その魅力づくりのポイント」として、
月刊誌等に投稿しておきましたので、どうぞ、歴史の宝庫「新・人吉」案内の項目をご覧下さい。

前院長から
(5月20日更新)


お陰様で五日町の新医院へ移転して8カ月になります。
もうコロナも少しずつ遠ざかって来ているようです。6月の第1週、6月4日からは
「歯と口の健康週間」が始まります。人生100年時代、きれいなお口と歯、お顔で楽しい毎日を過ごしましょう。
当院も幼稚園や学校健診で、そのお手伝いをしています。
今年の標語は「いただきます 人生100年 歯と共に」です。

前院長から
(2月17日更新)


五日町の新医院に移転してもうすぐ半年近くになります。
おかげさまで、少しずつ診療体制も整いつつありますが、スタッフの休暇等もあり、
ご迷惑をおかけするかもしれません。
なんでも、不明な点は受付までお申し付けください。
まだまだ寒い日が続いていますが、もう梅も5分咲き、春がもうそこまで来ています。

前院長から
(1月16日更新)


新年、明けましておめでとうございます。
五日町に移転して2か月半が過ぎましたが、まだまだ、診療器材の不備や診療室に不慣れなこともあり、
患者さまにはご迷惑をおかけしています。
今年からの診療体制は、副院長の率先リードする診療体制づくり、
そして新スタッフと共に新医院での診療に早く慣れて、皆様のご期待に沿える様な新医院づくり、
その体制づくりを少しずつ創り上げていけたらと思います。

2021年

前院長から
(11月27日更新)


この9月10月11月は、これまで移転の準備や移転後の整理に追われてHPの更新をお休みしていました。
お陰様で9月24日に新しい医院で診療を開始して2か月余が過ぎましたが、まだまだ新しい診療状況に不慣れで、
患者さんたちにもご迷惑をおかけしています。
改めて次のご挨拶文をご一読頂ければ幸いです。

9月24日、五日町の新医院への移転、その後

もう季節は令和3年の師走、皆様方にはその後お元気にお過ごしのことと存じます。
さて、お陰様で去る9月24日に大工町の医院から五日町へと新築移転して、丸2カ月半が過ぎ去ろうとしています。
しかし、まだまだ、新医院の様子には不慣れな状況が続いておりますが、
何とか新天地での診療を開始することが出来て少しホッとしているところです。
本当に皆様方には、この被災直後8月末の大工町での診療再開、
そして五日町への新築と移転新規開業に当たりましては、多大なご援助ご支援を頂き、厚く御礼を申し上げます。
移転の場所は大工町から400mばかり東側で、球磨川も医院から50mの処です。
この新しい院長室では朝夕、秋の紅葉の城山の素晴らしい眺めを楽しんでおります。
医院に向かって右隣には688年前に菊地惟威が相模の国、
小林郷の小林八幡を勧請して創建された若宮神社の杜にこの地を守って頂いております。
この五日町は被災した球磨川には直ぐ近いのですが、
今回の新築に際して敷地地面の高さを約1m嵩上、さらに基礎を60pほど造成しておりますので、
恐らく昨年7月4日程度の洪水には耐えられるものかと思いますので、どうぞご安心下さい。
そして今回の新規移転と開院の際にも、多くの皆様からお祝いのお言葉、
さらにはお祝いの品々を頂戴し本当に有難うございます。
今、まだ頂いたお花類を飾らせて頂いておりますので、どうぞ、年内にもお時間がありましたらお出かけください。
さらに年明けでも結構ですので機会をお作り頂き、どうぞ、五日町の新医院へお立ち寄り下さい。

当松本歯科院は。本年12月の27日には丁度、創立75周年を迎えることになります。
お陰様で父、松本三男の後を副院長から院長として昭和57年に私が継いで39年、
その後、長男一文(ひでふみ)が副院長として平成25年に当院に帰りましてから9年目になります。
改めまして、またコロナなど世間の状況等が許されましたら、また来年の桜の時期にでもなりましたら、
医院創設75周年、そして新医院移転新築のお祝いを兼ねての会が出来ればとも考えているところです。
その前に、どうぞ人吉訪問の機会をお作り頂き、五日町の新医院にお立ち寄りを頂ければ幸いです。
皆様方のこれまでの多大なるご助力とご支援に感謝申し上げます。

令和3年11月23日勤労感謝の日
熊本県人吉市五日町75番地 松本歯科医院
副院長 松本一文  院長 松本晉一

医院移転
医院移転
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

〇五日町松本歯科医院・新医院の出来るまで(令和2年3月〜令和3年9月:1年6カ月)

20.3解体〜20.11地鎮祭~21.1上棟〜3内装〜8月外装〜9月照明時計〜21.9.23落成

医院移転

院長から
(9月15日更新)


昨年11月の起工式より10か月余りで新しい医院が完成しました。
当分の間は診療手順や設備対応に不慣れで患者さんにはご迷惑をおかけするかと思いますが、
新医院に慣れますまで暫くご猶予をお願い致します。
医院正面の壁には五日町を通る皆様や学生さんの生活の目安になるよう、医院名の横に時計をつけました。
「時間を大切に使うことは、自分の限りある命を生かすことである」と9月のカレンダー標語にもあるように、
今の時間、これからの時間を丁寧に使いたいと思います。
また新しい医院の入口左手の白い木の看板は、肥薩線の旧い駅の駅名標に合わせた鉄道の駅の雰囲気で作りました。
早く肥薩線、くま川鉄道が開通することを願っています。
これから当院はこの五日町での新しい医院で、新しい次の一歩を歩み始めます。
今年の12月で当院は創設75周年を迎えます。
地域の皆様と共に新しい人吉の町づくりのお手伝いが出来ればと念じております。

新医院画像

院長から
(8月23日更新)


あっという間にオリンピックとお盆が過ぎました。
今年の梅雨も大雨になりましたが、球磨川の氾濫は免れることが出来ました。でも今日も又、雨模様が続いています。
今週で夏休みも終わり、子どもたちも学校が始まります。
お陰様で新医院は外装が完成、院内も壁貼りや2階への階段取り付けが終わり、少しずつ診療室の配置がなされてきました。
お知らせのように9月末には移転の予定です。

院長から
(7月6日更新)


新医院近況:五日町の医院は、外壁が完了、医院の名称(サイン)を正面左側に掲示しました。
これからは1階2階の内装部分の工事、そして駐車場の外溝工事とは当面、時間がかかりそうです。
全体の完成時期は恐らくは8月末前後になるものと想定しています。


院長から
(6月7日更新)


五日町の新しい医院は、外壁が終わり、医院の雰囲気が少しだけ出て来ています。
これからは内装や駐車場、外溝の工事に入ることになります。
建築完成は6月末の予定でしたが、7月末になりそうです。
移転と新規開院は恐らくお盆過ぎを想定しています。

院長から
(3月24日更新)


五日町・新医院の進捗状況

人吉も先週から桜が満開です。
人吉城内、そして五日町に建築中の新医院のお隣、若宮神社の桜も綺麗に咲いていましたのでご紹介します。
医院の方は外側の壁部分の工事がすすみ、窓枠や入口ドアの取り付けが終わりました。
これからは内部の配線や外壁工事に入る予定です。1階左手入口の上が院長室です。
また正面には時計の取り付けも計画中です。

院長から
(2月5日更新)


五日町・新医院建設の上棟祝い

被災で移転予定の五日町の場所で新医院建築の建前(しとんぎ)を1月31日に行いました。
コロナ禍ですので、ご近所他、どなたにもお声かけをせずに、副院長、院長だけの無観客の餅投げを致しました。
新医院の完成は約半年後の予定です。



寒くて長かった1月も終わり、少しずつ梅のつぼみが膨らみを増して来ています。
お蔭さまで五日町の新医院は建前(しとんぎ)を無事終えることが出来ました。
この春のスタートラインとして、この新しい松本歯科医院新築の進展が、この人吉の街、
五日町の再出発のシンボルにもなるように私たちもこの完成を心待ちにしています。
予定通りにいけば約半年後に竣工・完成の予定です。
五日町通バス停前ですのでお通りの際にはどうぞご覧ください。(上棟=上等の出来栄えです)



院長から
(1月4日更新)


「診療再開5か月目・新年のご挨拶」

年は明けてもう令和3年の睦月。
冬将軍は朝夕その勢力を増しておりますが、
皆様には、その後お元気にお過ごしのことと存じます。
さて、7月4日の球磨川洪水被災から7カ月。昨年8月末に診療を再開してから5カ月、令和3年の初春を迎えました。
年始にあたり、近況を含めてその後の経過とご挨拶をさせて頂きます。
お陰様で7月4日の球磨川水害から、8週間の休診で診療再開に目途がつき、8月31日月曜から大工町医院の診療を継続して
現在に至っております。
昨年は本当に皆様方には被災直後から、数々のお見舞い、多くのご助力を頂き、心から厚く御礼を申し上げます。
お陰さまで5か月目に入りましたが、スタッフの皆様、患者さま、地域の皆様方のご支援、ご協力を頂き、
日々の診療を重ねることが来たことに感謝申し上げます。

この一日には青井神社に初詣でのお参りに行ってきました。
しかし被災後7カ月の人吉の町中はまだまだ人寂しい静かな町の様子が続いています。
それでも、街中の九日町通りでは次第に営業を開始されたところも少しずつ見られ始めています。
また年末には駅前では仮商店街の営業が開始されていますが、まだまだ肥薩線を始めくま川鉄道の被害も大きく
観光客の方にお出で頂ける状況ではないのですが、それでも大型ホテル、老舗旅館なども、この1月末や4月以降、
そして2年後には営業を開始するとの意気込みが見えて来ています。
何とか次年度中には、街中の賑わいも少しずつですが、戻って来るものを思われます。

そして当院では今回の被災を機に、いち早く市内の五日町に新しい土地を購入、
昨年11月11日には地鎮祭と起工式を行いました。
場所は五日町74番地(若宮神社西側・旧唐見歯科医院跡)に
次の新しい松本歯科医院の建設に着手したところです。
1月現在、次の水害に備えて地盤の嵩上げと、そして医院の土台基礎工事が写真のように終わりました。
完成は本年夏ごろを予定しておりますので、それに向けて、現在の大工町医院の診療態勢や医院づくりの内容を
より充実させて、新しい医院での新規開業に向けて、鋭意、取組んでいるところです。

従いまして、当院の本来の復興にはもう暫く時間はかかりますが、
市民の皆様、球磨郡そして球磨川の流域沿線の皆様方と共に、この地域の新しい街づくり、
イメージづくりを皆様と共にやっていきたいと考えておりますので、
この人吉の街づくりと併せてその様子を見守って頂ければと存じます。
またその後の経過は、当院のホームページ(人吉 松本歯科 検索)他で、お知らせをしていきますので、
どうぞ折に触れて再度、当院HPをご覧頂ければ幸いです。
昨年夏からの当院、そして当地被災への沢山のご支援、お見舞いに改めて御礼を申し上げます。

令和3年1月吉日
院長 松本晉一 副院長 松本一文
〒868-0004熊本県人吉市九日町115

人吉を応援に来た天草の寅さん(詳細はこちら)

2020年

院長から
(12月11日更新)


「診療再開4ヵ月目のご挨拶」

季節はもう師走に入りました。
朝夕は次第に冬将軍到来の気配を感じて来ましたが、皆様には、その後お元気にお過ごしのことと存じます。
さて、7月4日の球磨川洪水被災から6カ月。8月末に診療を再開してから4カ月目を迎えましたので、
近況を含めて、年内にその後ご報告とご挨拶をさせて頂きます。
お陰様で何とか7月4日の球磨川水害から、8週間の休診で診療再開の目途がつき、
8月31日月曜から大工町医院の診療を開始継続して現在に至っております。
本当に皆様方には被災直後から、数々のお見舞い・ご支援を頂き、心から厚く御礼を申し上げます。
お陰さまで師走12月に入りましたが、患者さん、地域の皆様方にもご支援を頂き、
日々の診療の継続が出来ていることに感謝を申し上げます。
現在、診療はスタッフと共に、まだまだ使いなれない器械類や材料不足、配置への不慣れも、
さらにはスタッフ不足もありますが、そんな中で、何とか診療の流れを創って行っている状況です。
診療の新しい体制づくりは副院長の長男一文(ひでふみ)が中心になってやっておりますので、
院長の私は、その不足のところ、余るところを一緒に手伝っている状況ですが、互いにわずかな喧噪はありますが、
何とか親子で、そしてスタッフ共々に、次の時代に向けて、新しい診療体制を整えているところです。

しかし被災後4カ月の人吉の町中はまだまだ日中も人寂しい静かな町の様子です。
でも大工さんの家づくりや、手直しの槌音があちこちに響いていることで何とか動いていることが判ります。
ましてや、夜半はまるである意味、火の消えたゴーストタウンのような雰囲気で、人の気配がほとんどないのが現状です。
それでも、街中の飲食店や販売店の中には、ぼつぼつ営業を開始しておられるところも、ほんの僅かですが、
少しずつ見られ始めました。
また年明けには、駅前には仮の商店街が出来そうな動きがありますが、まだまだ、肥薩線を始めくま川鉄道の被害も大きく、
観光客の方に来ていただけるような情況ではありません。
それでも老舗の大型ホテルなども、来春4月以降、そして1年後には営業を開始するとの意気込みが見え始めていますので、
何とか来年度中には、街中の賑わいも少しずつですが、戻ってくれるのではと思っている所です。
従いまして、復興にはもう暫く時間はかかりますが、市民の皆様、球磨郡そして球磨川の流域沿線の皆様方と共に、
この地域の新しい人吉の街づくり、イメージづくりをやっていきたいと考えておりますので、
この街と併せてその様子を見守って頂ければと存じます。

来月からは令和3年の新しい年を迎えます。またその後の経過は、当院のホームページ(人吉 松本歯科 検索)等で、
お知らせをしていきますので、どうぞ折に触れて再度、当院HPをご覧頂ければ幸いです。

今回の当院そして当地被災への沢山のご支援、お見舞い、に重ねて御礼を申し上げます。
それでは、どうぞ、よいお年をお迎えください。年賀状は失礼させて頂きます。
令和2年12月 吉日
人吉市 松本歯科医院
院長 松本晉一 副院長 松本一文



院長から
(8月24日更新)


「お陰様で復活してきました。診療を開始致します」

院長:松本晉一 副院長:松本一文

 残暑、お見舞い申し上げます。
もう被災から8週間が過ぎようとしていますが、その後、皆様方にはお元気にお過ごしのことと存じます。
人吉の街、そして球磨川流域の町々も少しずつ、泥の排出とゴミ出しが終わり始め、
中には営業を開始したお店もあるようですが、本格的な復興には、もう少しの努力と時間が必要だと思います。
お陰様で当院は、院内の乾燥が終わり、床の張替を終了いたしました。下記の写真をご覧下さい。
しかし、まだ地下のレントゲン室や機械室の乾燥と内装が準備中ですが、次第に床や壁の張替をする予定です。
 現在、何とか医療器械の選定を終わり、順次、備え付けを開始しています。
従って、8月31日(月曜)から診療が開始出来る予定です。
患者様、そして関係の皆様方のこれまでのご支援とお見舞いにつきましては、改めて感謝を申し上げます。
もうそこには、次の九月に向けて、新しい兆しが見えて来ています。
どうぞ、ご安心下さい。

令和2年8月24日


---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

〇今回の20.7.4球磨川水害の被災で、改めて思うこと:

「因果歴然 歩きたうないが 歩かなければならない」



絵師:小崎侃(人吉水ノ手橋と人吉城・平成13年9月23日記)

俳句:種田山頭火(「行乞記」昭和5年10月19日より)

院長から
(7月27日更新)


「ご支援を頂いた、患者様、皆様方へ」

院長:松本晉一 副院長:松本一文

 この度は、思いもかけず、早速のお見舞いのご連絡とご支援、本当に有難うございます。
お陰様で、自宅の方は被災もなく、私も、私の家族も、突然の洪水被害にも係らず、家内そして長男の家族、
共々元気に致しておりますので、ご安心下さい。
今回の球磨川水害の被害は、映像のように人吉の町と、この人吉盆地、球磨川流域の全域に渡っております。
中でも人吉は、55年前(昭和40年)の同じ7月の大水害と比較しましても、
その被災時の水嵩より3m以上を超える大洪水が街中を被いました。
でも、お陰様で当松本歯科医院の大工町通りは少し高い所に在り、1mの浸水で済みましたが、他の低い所や、
人吉の温泉街の多くは、2階の屋根近くまで水没したところが多かったのです。

 しかし、当院も1階の診療室、待合室と、地下のレントゲン室、資料室、機械室が瞬時に泥濘にまみれ、
惨憺たる情況でしたが、もうあれから3週間程、経ちましたので、当院スタッフを始め、
関係の協力者の皆様方のご支援のお陰で、当院は近隣の被災家屋と比べますと、早めに泥漬けの医療機械や器具、
家具の搬出、床の泥掻きや壁の掃除が終わり、次は、床や全体の水洗いと拭き上げ、そして現在は、
動力換気扇を使った乾燥を行っている最中です。
まだまだ、天候も雨が続いており、乾燥も行き届かないようですが、次のステップに向けて、
鋭意、診療台や機材の調達など、可能な医院の機能回復に向けての準備をしている所です。

 また、これから診療機能復活までには、しばらく時間がかかると思いますが、副院長の長男一文、
そしてスタッフともども、一丸となってこの災禍を乗り越える覚悟でおりますので、どうぞ、ご安心下さい。
そして現時点では、早ければ8月末か、9月の始めには診療の開始が出来ればと計画しているところです。
また、医院機能回復に向けての新しい関連情報等(被災優遇措置等を含めて)がありましたら、
よろしくご教示の程をお願い致します。
 今回のお見舞いのご連絡とご支援、誠に有難うございます。
また、落ち着きましたらこのHPやメイル等で、経過のご連絡を差し上げます。
どうぞ、このコロナ禍の夏を、お元気にお過ごし下さい。
    令和2年7月24 日
               自宅:熊本県人吉市瓦町1791-6(〒868-0025)
               Email:smatsu@fsinet.or.jp





院長から
(7月14日更新)


続「お見舞いのご返事と被害状況」

お見舞いのご連絡、有難うございます。
TV報道でご覧のように、熊本県人吉市内そして周辺の球磨川流域水害の現実は、50年、100年振りの大洪水で
とても悲惨な現状です。これは55年前の時の洪水被害を大きく超えています。
私の仕事場、大工町通りの松本歯科医院は、7月4日朝の球磨川水害で床上1階と地下が泥に埋まり、
浸水は床上1m以上と言う情況です。
1階診療室の4台の歯科ユニット診療器械はすべて泥に埋まりました。1階の医療器械、消毒装置、バキューム装置、
切削装置など、殆んどが全滅でした。勿論、隣接する大工町、九日町他の人吉市周辺地域、肥薩線沿線もほぼ同様です。

 また当院の地下のレントゲン室、資材室、機械室は、まだ泥水が溜まっており、半年前に新規導入した頭部CT装置、
矯正用セファロXP装置、パントモXP装置、デンタル歯科用装置が完全に全滅の情況です。
ただし、2階の院長室と医局、技工室、瓦屋町(別記)の自宅は無事ですので、寝ることと食事はOKです。
そして、すぐに電気と水が来ていましたのでその点はとても良かったです。


 問題は、これからどう、この情況を処理して、ダメになった医療機能、医療器械をどう元に戻すかです。
手順としては、何のかんの言うよりも、先ずは医院の現状の回復です。
医院の設備や機械を、すべて外に出して、水洗いをして何がまだ使えるのか、そして地下室と室内の汚泥をどう外に出すか、
どう掃除をしていくか、そのための手順、掃除道具、その後の対応をどうするかで、頭がいっぱいなところです。
その次には、どうしたら、いつ診療が回復出来るようになるかですが、そのための、何をどうすれば良いかまでには、
まだ考えが至らず、頭が回りません。

 でも、今度の球磨川と人吉、北九州の大水害、肥薩線・くま川鉄道の被害も、これは、この瑞穂の国に住むための
神様の試練です。日本の水害の光景は、いつもどこも同じですね。なぜなら、日本は山があって、川があって、
そこの自然災害ですから、山崩れがあって、濁流があって、そして田んぼが水浸しです。
九州も本州もまるで同じ報道映像の様子と、それを物語るアナウンサーの歌い文句がそれを現わしています。
「どこまで続く泥濘ぞ」の軍歌の文句ではありませんが、先ずこの埋もれた泥を掻き出すこと、水で洗い流すこと、
まず診療室内医療器材、カルテ類、装置類を出すことです。さらに、それらの医院の道路の外に出したものを、
どうして廃棄場へ運ぶかも、まだ決まりませんし、今のところ、その道具や手立て、人手がありません。
なぜなら、他のすべての市内の皆様が同様の情況なのですから、どこも同じで、これをどうするか、
次にあれをどうするか等、その手順を含めてまだ何とも言えません。(但し10日現在、少しずつ進展中です)
 この泥にまみれながらも、これからの人吉の町と医院の復元・復活をどうやって行くかを、
副院長の長男、一文(ひでふみ)と共に検討する予定ですが、まだまだそこまでは、話合う余裕もありませんし、
そこまでは、まだ頭と手も回りませんね。来てくれる数名のスタッフと応援の皆様と共に、
すこしずつ出来ることをやっていこうと思っています。

令和2年7月8日(水)朝 人吉市 松本晉一 三拝。

---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

=この瑞穂の国九州、そして球磨川沿岸に住むための松本晉一狂句(教訓)=

@ 「いつまでも、あると思うな、よか(脳)天気」
A 「この水害(つけ)の、勘定払う、元は国」
B 「がんばらんば、人のため、世のため、自分のため」



=2074球磨川水害とコロナ禍、こんな時にこそ=

お口に“Smile”を! “笑ってごらん”
1936年Charlie Chaplinの映画「Modern Times」テーマ曲
(1954年歌詞John Turner /タイトルGeoffery Parsons/作Charlie Chaplin)
2020.4.20 人吉市・松本晉一抄

Smile though your heart is aching
微笑んでごらん 心が痛むときも
Smile even though it's breaking
笑ってごらん 心が折れようとしても
When there are clouds in the sky, you'll get by
曇り空であっても 君なら きっと切り抜けられる
If you smile through your fear and sorrow
(コロナで)不安や悲しみを感じるときでも
Smile and maybe tomorrow  
笑顔さえあれば きっと明日には
You'll see the sun come shining through for you
君のために 太陽が輝き始めるよ

Light up your face with gladness
こんな時にこそ 笑顔を絶やさないようにしよう
Hide every trace of sadness
すべての悲しみの跡を 見せないようにしよう
Although a tear may be ever so near
たとえ涙が 今すぐにこぼれそうだとしても
That's the time you must keep on trying
そんな時にこそ 笑顔を絶やさないようにしよう
Smile, what's the use of crying?
笑ってごらん 泣いてたって何にもならないよ
You'll find that life is still worthwhile, if you just smile
もし君が笑えば 人生には生きる価値が まだあることが分かるよ

That's the time you must keep on trying
そう そんな時こそ 微笑みを絶やさないようにしよう
Smile, what's the use of crying?
笑ってごらん 泣いてたって 何にもならないよ
You'll find that life is still worthwhile, if you just smile
もし君が笑えば 人生には生きる価値が まだあることが分かるよ